「体水分率」とは、体重に占める体内水分量の割合のことです。
体内水分とは、血液やリンパ液、細胞内外の液など、体の中に含まれる水分の総称です。体水分は、栄養素の運搬や老廃物の排出、体温の調節など、健康に欠かせない役割を果たしています。
体水分率は、体組成計で測定することができます。体組成計は、電気抵抗が異なる筋肉や脂肪、骨などの組織を区別して測定する原理を利用しています。体組成計に乗って足や手に流れる微弱な電流によって、体水分率を算出します。
体水分率が低いと、脱水症状や便秘、肌荒れなどのトラブルが起こりやすくなります5。逆に高すぎると、むくみや高血圧などのリスクが高まります。