「骨量」とは、骨に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分の量のことです。
骨量は、骨の強度や健康状態を判断する指標の一つです。骨量が低いと、骨がもろくなり、骨折しやすくなります。
骨量は、体組成計で測定することができます。体組成計は、電気抵抗が異なる筋肉や脂肪、骨などの組織を区別して測定する原理を利用しています。体組成計に乗って足や手に流れる微弱な電流によって、骨量を推定します。
ただし、「推定骨量」は「骨密度」とは違い、骨の硬さや強さ、骨折の危険性を直接測定するものではありませんので、あくまでも参考データと捉えてください。
骨量が低いと、骨粗しょう症と診断される場合があります。逆に高すぎると、肥満や筋肉量の低下などの問題がある可能性があります。