体組成計は、体重だけでなく、体脂肪率や筋肉量、内臓脂肪レベルなどの体の状態を測定できる機器です。
ダイエットや筋トレ、健康維持に役立つツールとして「正しい使い方」や「データの見方」を知ることが大切です。
体組成計のセットアップ(アプリとの連携)がお済みでない方は、記事「体組成計のセットアップ」の手順に沿って、体組成計とアプリのBluetooth連携を行ってください。
正しい使い方1:設置面
体組成計は、固く、フラットな床に置いてお使いください。
※カーペットや畳などの柔らかい床や、固くてもでこぼこの床の上では正確に計測できません。
※クッションフロアや塩化ビニール加工が施された床面に直接設置すると、床が沈むことやゴムの色が移る可能性があります。これらの問題を避けるため、該当する場所への直接設置はお控えください。
正しい使い方2:乗り方
裸足(素足)で乗ってください。下のイラストのように、足裏が電極部分に均一に触れるように立ってください。
正しい使い方3:0補正
体組成計を「初めて使うとき」や「立てかけたり」「移動したり」すると、測定精度に誤差が生じる可能性があります。測定精度を高めるために、0補正(CAL:キャリブレーション)を行ってください。
■2025年1月以降にご購入の方
片足を体組成計に乗せ、LEDが数値を表示したら片足を外してください。「0.0kg」が表示されると、0補正が完了します。以下で手順を記載します。
- 片足を体組成計に乗せます
- LEDが数値を表示したらすぐに降りてください
- LED表示が「**kg」表示→「0.0kg」表示に切り替わると「0補正」が完了です
- 両足で体組成計に乗り測定してください
■2024年12月までにご購入の方
片足を体組成計に乗せ、LEDが数値を表示したら片足を外してください。「CAL」→「0」に表示が変わると0補正が完了します。以下で手順を記載します。
- 片足を体組成計に乗せます
- LEDが数値を表示したらすぐに降りてください
- LED表示が「**kg」表示→「CAL」表示→「0.0kg」表示に切り替わると「0補正」が完了です
- 両足で体組成計に乗り測定してください
正しい使い方4:
LEDディスプレイが「0000」と表示されると計測完了です。この表示が出るまでは計測中のため途中で降りずに最後まで計測しましょう。
※測定完了前に、体重計から降りた場合、測定データが体重とBMIのみとなることがございます。
正しい使い方5:測定する時間帯
できるだけ正確に測定するために、毎日同じ時間帯に測定することを心掛けましょう。
「体内水分量が安定している時間帯」として、おすすめの時間帯は下記になります。
おすすめ時間帯
- おすすめ1:朝起きてすぐ
- おすすめ2:入浴前
※体組成計を測定するベストな時間帯は、起床後か食後2時間以上経過した時間帯です。
RakuFit体組成計の仕組み
RakuFit 体組成計は、生体電気インピーダンス法(BIA:Bioelectrical Impedance Analysis、電気抵抗法)という測定原理を使っています。
生体電気インピーダンス法は、足裏から微弱な電流を流して体の抵抗値を測り、それから体組成を推定する方法です。
市販されている商品のほとんどが、こちらの方法で測定しています。
別の方法として、超音波法という超音波の伝播速度や反射率を測定して、体組成を推定する方法がありますが、医療機関や研究機関で使われることが多く、市販されている製品はほとんどありません。
生体インピーダンス法は、安価で多くの製品がありますが、水分や食事などによって数値が変動しやすいという欠点があります。推定データはあくまで目安として考える必要があります。超音波法は高価で業務用がほとんどですが、水分や食事などによる影響が少なく、より正確に測定できるという利点があります。
体組成計の正しい使い方
体組成計を使うときには、以下の点に注意してください。
- 測定する時間帯は毎日同じ時間帯を心掛けましょう。
- 測定する服装は軽くて同じものにしましょう。
- 測定する際は、裸足(素足)で乗りましょう。
- 測定する前には水分や食事を摂らないほうがよいです。トイレに行ってから測りましょう。
- 測定する場所は平らで堅く安定した場所にしましょう。
- 測定する姿勢は正面を向いて両足をしっかり乗せましょう。
次のような方は、正しく測定できない場合があります。
- 激しい運動中または運動直後
- 食後
- シャワー・バス・サウナの直後
- 成長期の児童
- 高齢者
- 風邪などで発熱中の方
- 妊娠中の方
- 骨の密度が非常に低い骨粗しょう症患者
- むくみのひどい方
測定データの見方
体組成計で測定したデータは、単に数字を見るだけではなく、自分の年齢や性別に合わせた標準値や目標値と比較することが大切です。また、一回の測定結果よりも、長期的な変化や傾向を見ることが重要です。
くわしくは、「体組成計の測定項目について」をお読みください。
設置に関するご注意事項
硬くて平らな安定した場所に設置してご利用ください。じゅうたんや畳の上では、正確な測定ができない可能性があります。
●直射日光が当たる場所や、暖房器具、エアコンの風が直接当たる場所は避けてください。
●湿度が大きく変動する場所での使用は控えてください。
●湿気や水気の多い場所も避けて設置してください。
●クッションフロアやコルク床などの柔らかい床面では、測定の精度が保証されない場合があります。
●設置する場所によっては、凹みやゴム跡が残ることがあるためご注意ください。
クッションフロアや塩化ビニール加工が施された床面に直接設置すると、床が沈むことやゴムの色が移る可能性があります。これらの問題を避けるため、該当する場所への直接設置はお控えください。
安全上のご注意事項
下記のような医用電気機器との併用は絶対にしないでください。
- ペースメーカーなどの体内埋め込み型医用電気機器
- 人工心肺など生命維持用電気機器
- 心電計など装置型医用電気機器
その他ご注意事項はこちらの記事をお読みください。
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